30代で家族と地方へ移住。子育てしながら感じたこと
愛媛県の西予市に移住して4年目になります。
夫婦ともに34歳で7カ月の娘を連れて、移住しました。昨年は次女も生まれ、今は家族4人で暮らしているのですが、生活する中で感じたことを、「移住」という視点からまとめてみました。
移住を検討されている方の参考になれば!
仕事について
30代での移住は、社会人になってから10年位のキャリアが役立つ
1つの仕事についてある程度じっくり従事していると、ノウハウ・スキルを蓄積することができます。そういったスキルは、地方での再就職や独立を検討する際にとても役立ちます。
私個人は、webコーダーとして働いていた経験から、前職でご縁があった人からの仕事を受注させてもらうことが多く、収入面で助けられました。
競合が少ない
フリーランスの場合、競合が少ないというメリットがあります。例えばwebデザイナーや、デザイナーは地方に少ないため、自分はこういったことができる!ということを発信していけば、受注できるケースも多いように感じています。
例)愛媛に移住されたデザイナーさん↓↓
生活について
家賃がリーズナブル
場所や物件にもよりますが、家族で暮らすにしても家賃は4~5万円で暮らすことが可能です。古い物件だと、1万円程度で駐車場や畑がついているところもあるようです。
新鮮な野菜、肉魚が手に入りやすい
道の駅に行けば、旬で新鮮な食べものがたくさん手に入ります。野菜でも、魚でも。特に旬のお野菜の価格はリーズナブルなので、家計も大助かりです。
車が必要
田舎暮らしには、車が必要です。私たちは、36歳ではじめて車を購入しました。
維持費にはお金がかかりますが、駐車場の料金は安いため、助かっています。
子育てについて
待機児童がいないもしくは少ない
地方都市は別ですが、基本的には機児童がいないところが多いようです。
私の市では、最近0~2歳の年齢が保育園に入りにくいそうなのですが、都市部のように、妊娠中に保育園に関する活動をしなければならない状況ではありません。
一時保育を利用しやすい
仕事が忙しいときに、一時保育を利用していましたが、いっぱいで断られたことは2回くらいしかありません。
急に予定が入って預けたい時は、前日のお迎え時に「明日も空いていませんか?」と聞いて帰っていましたが、大丈夫な日がほとんどでした。
子育て応援券というサポート
H29年度から、出産時に3.6万円分の子育て応援券を頂けるようになりました(西予市)。
また、愛媛県で第2子以降を出産した方には、おむつ券5万円分が交付されるので、とても助けられています。
地域の小さなイベントがおもしろい
お祭りや花火大会やマルシェなど、季節ごとに小さなイベントが開かれたりします。
都市部のように混雑もしないので、子どもと一緒にのんびりと過ごすことができて楽しんでいます。
その辺が遊び場
家の近くに田んぼや水路があり、格好のあそび場になっています。カエルやおたまじゃくしやドジョウを捕まえたり、夜は蛍を見に行ったり。
生活環境=あそび場なので、週末、子どもをどこかで遊ばせなければ!!と気負うこともなく、近場での遊びを家族で楽しんでいます。
夏は川や海、冬はたき火をして過ごすのも楽しいです。
医療について
場所によっては、産婦人科がない
私が暮らす市には産婦人科が無いので、となりの市で出産しました。アクセスが良いところに住んでいたので30分程度で通えましたが、場所によっては1時間以上かかることもあります。
小児科がない、皮膚科、耳鼻科
場所によっては、小児科がない場合もあります。子育てする際にお世話になりやすい、皮膚科や耳鼻科も・・・。
子どもの医療費
都市部に住んでいたころは、医療費は中学生まで無料なところが多かったのですが、地方部では小学校入学まで無料、というところが多いように感じています。(入院した際の補助などはあります。)
自治体ごとに異なるので、ぜひ興味のある自治体について調べてみて下さい。
また思いついたことを加筆修正していきたいと思います!
こんなこと知りたい!という要望があれば、メールでお気軽に連絡くださいませ。
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