かとう家の小ばなし

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【地方移住】埼玉から愛媛へ、繁忙期に家族3人の引越しでかかった費用。見積りからおすすめまで。

引越予定は3月下旬・・・。
私たちが引越の見積もりをとりはじめたのは、1月も下旬に突入した頃でした。


やらなきゃとは思っていたのですが、娘がまだ生後数ヶ月だったため
先延ばしになってしまい、完全に出遅れました。
そんな状況の中、今やらないと引越できない!という危機感とともに動き始めたのでした・・・。


まずは、HOME'S引越見積もりに登録。
すると、登録業者に我々の情報が一斉転送され、業者から訪問見積もりのお伺いメールが来ます。私たちは、その中からクチコミが良かったサカイさん、価格が安そうだった引越のプロロさん、念のためヤマトという感じで、3社に訪問見積もりをお願いしました。

時間もなかったので、3社一気に平日訪問見積もりを依頼。

覚悟はしていたのですが、とても高額で、全社40万円越えでした・・・。

今回はその訪問見積もりの様子と、学んだ教訓について整理しました。

見積もりについて


①引越のプロロさん(見積もり時間:約20分)

3社の中で一番見積もり額が安かったプロロさん。

それでも、410,238円

担当者の方は、
引越希望日の3月下旬は、トラックの手配がかなり難しい。
この時期の引越は本当に高いのでおすすめしませんよ、
そもそも引越時期ってどうにかなりませんか?とアドバイスをくれました。

もし下旬に引っ越すのであれば、引越自体はできるように動くので、
できるだけ早く連絡してください。他者さんはきっともっと高いですよ。とも。

覚悟はしていたのですが、やっぱり高額なことと、3月下旬に引越できるかも微妙な状況だということを悟りました。3月上旬から4月に引越時期をずらすと少しは値下げしてもらえるようでした。

(【余談】来る途中に足をひねってねん挫したということで、足を引きづりながら来てくれた担当者さん、無事に帰れただろうか・・・)

②引越のサカイさん(見積もり時間:40分)

当初一番見積もりの高かったサカイさん。

550,000円。

 営業の人は、先ほど訪問済みのプロロさんの価格を遠慮がちに確認した後で、見積り額を提示されました。この時期(繁忙期)の価格相場を知らない人の中には、
見積もり金額に驚き、「ばかにしているのか!」等、怒りはじめる人もいるそうです。

 サカイさんの価格が高いのは、一時的な引越アルバイトは使わず、全て専門のスタッフで作業をするからだそう。そのためクチコミでの評価が高いのだと思います。

 サカイさんは落ち着いてお話しましょう!という雰囲気だったので、リビングでじっくりやりとりしました。話を聞いてみると3月の中旬以降から4月の始業式までの期間が最も高く、4月に入ったからといって安くなる訳ではないとのこと。子どもの学校に合わせて引越をすませる家庭が多いからだそうです。

 私たちの引越に際しては、10万円の補助がでることにはなっていましたが、とはいえ55万円は高い・・・。もともと旦那とは15万円程度で抑えたいねと話していたのですが、さすがにそれも難しそう。

 それでもできるだけ安く抑えたかったので、引越を2月下旬〜3月上旬・4月にずらした場合の金額を確認しながら交渉しました。その中で、希望金額は20万円程度と伝えたところ、

・全て自分たちで段ボールに詰める
・平日の午後の便(15〜18時に荷物を積み込む)
・3月の第1週に引っ越す

という条件で対応できるかもということだったので、この時点でサカイさんに
心が傾きました。営業の人がこちらの希望を聞きながら、なんとか着地点を見つけ出そうと努力してくれたところも、信頼できました。

③ヤマト(見積もり時間:約20分)

ヤマトさんの見積額は、464,000円

 ヤマトさんについては、引越単身パックというサービスを耳にした事があったので、相見積もりの位置づけで依頼してみました。担当の方とやりとりしてみて、やはり宅配事業がメインの会社なので、引越に関してコストダウンさせることは難しそう(コストダウンしてまで、顧客獲得しようという感じではない)でした。


 結局、サカイさんから、3月上旬の平日積み込みなら、消費税と家財保険込みで217,000円でやりますよ。と返事を頂けたので、サカイさんにお願いする事にしました。

関東(埼玉)から四国(愛媛)と距離もあり、しかも単身ではなくファミリー(だいたい3t車)で、繁忙期ということを考えると妥当な金額だったと思います。

こうして、引越は3月4日(木)15〜18時積みこみ→3月6日(土)午前着というスケジュールに決まりました。

サカイさんを利用した感想

やりとりがスムーズで、安心して引越ができたので満足しています。
平日の15時以降に積み込みというスケジュールでしたが、トラックが早めについたという事で、13時半には引越作業を開始する事が出来ました。(実際はもっと早くスタート出来たのですが、こちら側の準備ができておらず結局、荷物のパッキングも少しお手伝い頂きました。)

この日、年度末で忙しい旦那は仕事を休めず、引越の時間帯だけ帰宅する事になっていました。結局、旦那のお昼休みの時間帯(12〜13時半)も引越作業に使うことができ、15時には作業完了したので、仕事を抜け出してもらう時間も少なくすんで、本当に助かりました。

まとめ

今回の引越で学んだことは大きく2つあります。

①出来る限り繁忙期(3〜4月)の引越は避ける

②繁忙期に引っ越す限り、荷物を減らしたとしても費用はほとんど変わらない


 年度単位でお仕事をされていたり、お子さんがいらっしゃる方は繁忙期を避けるのは難しいと思いますが、少しでも参考になれば。

 また、私たちは結局3月上旬に引っ越したのですが、旦那の仕事は下旬(20日)までだったため、東京に住む妹の家に約2週間お世話になりました。引越日よりも退職日が後で、仮住まいを借りる必要がある場合は、引越日をずらしてコストダウンしたとしても当初の費用とあまり変わらなくなる場合もあるので、注意が必要です。


 これから先、長距離で引っ越す事はないと思いますが、もう絶対繁忙期には引越しない!と誓った出来事でした。