かとう家の小ばなし

愛媛県西予市に移住し、地域おこし協力隊として働く旦那とその家族の日常を、嫁ときどき旦那の目線で綴ります。

移住を考えた時に、1つだけ迷ったこと

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移住することを検討していたとき、実は1つだけ迷っていたことがある。

それは、もう少し経験をつんでから移住した方がいいんじゃないかってことだ。

どんな経験なのかということをもう少し掘り下げて考えると、サービスを1からつくりあげるという経験だった。

その当時?、今もその流れはあるけれど、ベンチャー企業が勃興し、ものすごい勢いでサービスを立ち上げ、拡大させていた。

 

LINE、メルカリ、webメディアサービスなど・・・・。

時代の雰囲気に流されていたのか、なんかそういう企業で働いたら地方でも1から何かを立ち上げることができそうだと勘違いしていた。

一方で、移住もブームになっていたけれど、もともと30歳くらいの頃から、「40歳くらいまでには地元の近くのどこかに帰りたいな」と考えていたので、移住ブームにのった感覚は全くない。

 

結局、そういったベンチャー企業に勤めるよりもやっぱり移住だなと決断し、今に至る。34歳の時に6か月の娘を連れて移住した。

 

そもそも使う筋肉が違う

当然だが、地方だからできるビジネスと、都市部だからできるビジネスは異なる。

 

地方ならではのビジネスの1つの視点としては、現時点ではあまり価値がないと思われているものを、どう価値化していくかということがあると思う。

例えば、その土地ならではの食・文化体験を練り込んだツアーをつくり、都市部から人を呼び込む。

ネットでその土地ならではのものを販売するとか。

 

もちろん、家賃も生活費も安い地方で、都会的なビジネスであるインフラ系サービスや新しいサービスが立ち上がったらすごいと思うけど、今の段階ではまだ、モノとヒトが集中する都市部の方が有利じゃないかと思う。

 

何が言いたいのかというと、結局、自分がどこで何をしたいかが大切だということ。

何をやりたいのか、そしてどの場所でやりたいのかによって使う筋肉はそもそも違うから、都会で経験を積んだからといって成功するとは限らないし、都会での経験が役立つとも限らない。

 

一人前になる、経験を積むという目的の中に明確なビジョンがあれば別だけど、それがもやっとしたものならできるだけ早く、若いうちに移住して実践した方がいいと思う。

 

バットの素振り回数を増やすよりも、実際の打席に立ってトライ&エラーを速く回した方が身につくことも多いからだ。

 

さいごに

私がやっぱり移住だなと思ったのは、仕事も含めた暮らしを考えて、地方の方がより自分が思い描く暮らし方を実現できそうだと思ったから。

そして、今の暮らしにとても満足しています。

 

 おそらく今後、都会じゃないと身に付けられないことってこれからどんどん減っていくんじゃないでしょうか。

 大企業じゃないとできない仕事の規模感みたいなものはあると思うけど。

 

もし移住について、「40歳になったら、〇〇ができるようになったら」、という考えで迷っているならば、一度棚卸して、その40歳や〇〇の具体的な根拠は何なのかを考えてみるのも1つではないでしょうか。