てぶくろのお話を選択!平成30年前期の保育士実技試験(言語)
平成30年度の前期の言語の試験では、下記のお話が課題に指定されていました。
- 「 おむすびころりん」(日本の昔話)
- 「3びきのこぶた 」(イギリスの昔話)
- 「3びきやぎのがらがらどん」(ノルウェーの昔話)
- 「 てぶくろ」(ウクライナ民話)
参考書等を見ていると、おすすめされているのは、覚えるのが比較的簡単登場人物が少ないお話。
上の選択肢で言えば、こんな感じでした。
おむすびころりん→3人→おじいさん、ネズミ、ナレーション
3びきのこぶた→3(5)人→こぶた(3びき)、おおかみ、ナレーション
ちなみに、1年前に受験した夫は今回の選択肢に無かった、うさぎとかめ(登場人物3人)を選択して合格しています。
てぶくろを選んだ理由
そんな中で、てぶくろを選んだのは、ダントツに覚えるモチベーションを持てたからです。
というのも、娘がおゆうぎ会の時に演じたお話だったから。
一方で、登場人物は7匹の動物と、ナレーションで他のお話の倍くらい多い・・・。
どうしよう・・・と、心底迷いましたが、モチベーションを保てないお話は覚えにくいし、辛い、ということで、てぶくろを選択しました。
てぶくろは登場人物は多いけど、基本的なお話の流れがシンプルで覚えやすいといのもポイントでした。
おおまかなストーリー
- おじいさんと子犬が森の中を歩いていて、手袋を片方落とす
- 7匹の動物たちが、手袋に住もうとかわるがわるやってくる
- おじいさんが、手袋を落としたことに気が付いて引き返してくる
- 手袋の中に入っていた動物たちが、びっくりして逃げていく
こんな風にアレンジしました
こちらの本を参考にアレンジしました。
登場人物のやりとりを少なくする
軸になるやりとりはこんな会話です。
カエル:「誰?手袋に住んでいるのは?」
ネズミ:「くいしんぼうねずみ。あなたは?」
カエル:「ぴょんぴょんガエルよ。わたしもいれて。」
ネズミ:「どうぞ。」
新しい登場動物が来るたびに、このやりとりがくりかえされるので、何箇所かについて、上記のやりとりを短縮しました。
カエル:「私はぴょんぴょんがえるよ、私も入れて。」
ネズミ:「どうぞ。」
質問形式にはせず、やってきた動物が名乗るようにアレンジしています。
こんな感じでアレンジしたのには、理由があります。最終的には7種類の動物が手ぶくろに入るので、会話がこんな感じになるのです。
クマ:「誰?手袋に住んでいるのは?」
中にいる動物:「くいしんぼうねずみと、ぴょんぴょんがえると、はやあしうさぎと、おしゃれぎつねと、はいいろおおかみと、きばもちいのしし。あなたは?」
すでに手袋の中に入っている動物の種類を毎回分覚えて話すのは、時間的にも厳しいし、緊張で思い出せない状況も十分考えられます。
そのため、やって来た動物が名乗るパターンに数カ所アレンジしました。(具体的には、うさぎ、オオカミ、いのししの場面)
その他には、「どうぞ」の部分を「いいよ」に変更しました。
おはなしの選択で迷われている方の参考になれば!