かとう家の小ばなし

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【空家リノベーション】畳のあれこれを畳屋さんに教えてもらう。

 

こちらの記事にも書いたのですが、友人に空家を紹介してもらい、2月末に空家へ転居する事になりました! 

 

 

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築60年以上の物件で、畑と倉庫もついています。

2月末の転居にむけて引越・リノベーション作業中で、まずは畳の2間をどうしようと考え中。

 

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こんな感じで新しい畳と古い畳が混在しています。

全体としては新しい畳が少ない状況。

2間あるうちの奥側に新しい畳を、手前に古い畳を集めて、古い畳の上には今まで使っていた岡山県西粟倉村のユカハリを使ってフローリングにしようと考えていたのですが・・・

 

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西粟倉のユカハリ。

 

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そう簡単にはいかないんです!!!

畳って1つ1つサイズが微妙に違うんですよ。部屋の大きさに合わせてつくられているんです。ここでは、2〜3cm程度違いました。

奥の間に新しい畳を集めようとすると、畳が大きくて入らないんです。

1ヶ所だけ畳がはまらない・・・。というわけで、プロに相談することにしました。

 

土曜の朝早くにも関わらずきてくれた畳屋のおっちゃん。

たまたま住んでいる地区に畳屋さんがあり、娘との散歩でお店の前をよく通っていたのですが、運良く作業中のおっちゃんに会えて相談したら、今度見に行くよ!と早速来てくれました。

 

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正直、自分たちであーだこーだ畳を移動させてどこにどの畳があったのかわからなくなってしまい、何か目印をつけてればよかったよね。っと話してたんです。

するとプロいわく畳の裏を見るとだいたい元の場所が分かるんですよ、と畳裏を確認しては手際よく元合った場所に畳を戻してくれました。

プロはやっぱりすごい!!!!!ほんとすごい!!

 

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その上で、我々がやりたいことを汲んでくれ、どうやったら新旧の畳がばらばらに位置している状況から、奥に新・手前に旧の畳にグルーピングできるかを一緒に考えてくれました。もはやパズルです・・・。
 
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コストとしては、畳の張り替えが5,000円。
大きい(幅が広い)ところだけカットする場合が1,000円/辺。
 
おっちゃんとあれこれ作業して、結局畳2枚の2辺をカットするだけでいけることになりました。張り替えた方がおっちゃんの儲けにはなるのに、いろいろ提案してくれてありがとうございますT T
張り替える時はおっちゃんのお店にお願いするよ!
 
他にもいろいろ勉強になりました。
こちらは畳屋さんの商売道具である定規。畳屋仕様。
 
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メモリがcmじゃないんです!
 

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 白の三角形が横になった無限大みたいなマークが京間。
赤の長方形が江戸間。その間の白い◯は五寸を表しています。
今回再認識したのですが、畳の大きさは地域によって異なるんですね。

 

 

奥が深い〜。不動産やさんで見る何畳!とかは地域で広さが違うということですね。

畳のカットは急ぎだと今日出来るけど、と言われましたが急いでいないので週明けに納品予定。

 

DIYだと手間がかかって大変なこともありますが、その分勉強にもなっておもしろい。

プロへ依頼すべきところと自分たちでやるところをよく考えながら、引き続き頑張りたいと思います!