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かとう家の小ばなし

愛媛県西予市に移住し、地域おこし協力隊として働く旦那とその家族の日常を、嫁ときどき旦那の目線で綴ります。

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「子どもを信じて待つ日々で見えてきたこと」|森のようちえんの勉強会に行ってきた!

森のようちえん THINKING CHILD

 

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少し前の週末、家族みんなで森のようちえんの勉強会に行ってきました。

話し手は、山梨の森のようちえん「ピッコロ」で代表をつとめる中島久美子先生。タイトルは、「子どもを信じて待つ日々で見えてきたこと」でした。

 

実は旦那に一緒に行こうと誘われたものの、行く直前まで詳しいことは知らなかったのですが、これからの自分の生き方を変えてしまうくらいの衝撃を受けました。

 

今日は、お話の中で特に印象に残ったことを中心に書いていきたいと思います。

 

模倣も大事だけど、自由を喜び楽しめる子に

中島先生が、かつて別の保育園でお遊戯会の練習をしていたときのこと。

「では、ここからここまでのタイミングは自由に踊ってくださいねー!」と声をかけたら、その間は子どもたち全員がずっと立ちつくしていたそうです。

 

もちろん模倣は大事。だけれど、自由表現ができない(自分の頭で考えて表現できない)、喜べないという状況に衝撃を受け、「これは本当にまずい」と思われたそうです。

 

一口に「模倣」といっても、子どもが進んでやってみたい場合と、言われたからやっている場合では、教育的な効果ってずいぶん変わってくると自分も考えていて、お遊戯会の練習は子どもにとってどうなんだろうなー、と思ったりしていたので、とても印象に残りました。

 

心がゆれること、そしてそれを見守る保育者の重要性

先生が一貫してお話されていたのは、「心がゆれる」ことの重要性です。

心がゆれる場面は、日常のあらゆる場面で訪れます。

 

当日配布された「森の保育について」という資料から、少し抜粋してみます。

 

「ゆれる心」

私は自然環境のなかではこれがとても大きいと思います。「触ろうか、触ってみたいけれどどうしよう、怖いけれど触ってみよう」、「飛ぼう」も「登ろう」も同じです。自然環境の中ではこのような事が起こりやすく、そして心がゆれたあと自分で決断します。

「自分のスイッチは自分で入れる」(そして大人は子どものスイッチを先に押さないように我慢する(待つ))ということだと思います。自分で入れたスイッチを自分で成し遂げた時、大人のスイッチでできた時より子どもはいい顔をします。この「できた」の積み重ねが自分を信じる力につながってほしいのです。

※太字は筆者(私)によるもの

 

心がゆれる時に人は考える。一方で、ちゃんとその子の心をゆらして考えさせることができるかどうかは、保育者の見守り方にかかっています。

 

そのていねいさが本当に辛抱強くて、とても本質をついていたので、改めて保育士ってプロフェッショナルな仕事なんだなあということを実感しました。

そして、私は自分の子どもにこの「心がゆれる」経験をたくさんしてほしいと考えています。

 

さらに詳しく知りたい方はこちらをどうぞ。

大事にしたいこと | 森のようちえんピッコロ

 

自己肯定感について

次のエピソードが心に残りました。

小学校に進学した後も、ピッコロの子どもたちは長袖長ズボンのことが多いらしく、「長袖のやつは鬼ごっこの仲間に入れてやらない」と言われたそうです。

元ピッコロの2人の子が、その後にとった行動が興味深かった。

 

1人の子は、「そんなこと言うなよ~。」と言いながら仲間に入り、もう1人の子はしれ~っと仲間に入っていったそうです。

 

ピッコロの子は、自分が決めたことをとことんやるという経験をしています。

だから、たき火をつける時でも、自分で考え工夫して49回失敗して、50回目にやっと成功するということがある。そうやって、自分を信じる力(自己肯定感)が育っていくから、否定されても簡単に折れないし、相手の意見も受け入れながら、自分の意志もきちんと伝えられるんだと思います。

 

実際に子育てをしていると、この、とことん付き合うっていうのが本当に難しい。

親(私)でさえ、1日に1回とことん付き合えたら「よしっ!」といった感じです。でも、子どもたちは、何をやるか、いつまでやるか、どうやってやるかを自分自身で考えて決めることで、自身の根っこである自己肯定感を育てているんだなあと再確認しました。

 

 他にも、書きたいことはたくさんあるのですが、長くなってしまったのでこのへんで。

 

次回は自分が森のようちえんの取り組みをしていくにあたって、もやもやしていたことがクリアになったことについてまとめてみたいと思います。

 

ではでは~。

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