かとう家の小ばなし

愛媛県西予市に移住し、地域おこし協力隊として働く旦那とその家族の日常を、嫁ときどき旦那の目線で綴ります。

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変化に対する考え方。安定って何だろう?変わり続けることで得られる安心感。

旦那の職業である、地域おこし協力隊。

H21年からスタートした総務省事業ですが、地域おこし協力隊とは

一定期間、地域に居住して、地域ブランドや地場産品の開発・販売・ PR等の地域おこしの支援や、農林水産業への従事、住民の生活支援などの「地域協力活動」を行いながら、その 地域への定住・定着を図る取組。
出典:(http://www.soumu.go.jp/main_content/000354000.pdf

        
と定義されていて、3年間の任期付で各市町村に派遣されます。

10年勤務した会社を辞めて地域おこし協力隊になった旦那。
正職員から任期付の市の職員になることに対する周囲の反応が大きく分けて2種類あり、
私としてはとても興味深く受けとめました。

正反対の反応

反応①ずいぶん思い切ったね〜!

反応②ついに!!わくわくですね!

①の反応なんですが、正直ずいぶん思い切ってもいないんです。
移住を本格的に考え始めた約3年前から徐々に場所探しをはじめ、これは!
と思った地域に数回、関連イベントにも足を運び、この春ついに
移住しました。足かけ3年です。

もっとフットワーク軽く、これは!と思った地域にひょいっと飛び込んでいる人たちは
たくさんいるので、むしろ我々は石橋を叩いて渡っている気がしています。

また、夫は地域おこし協力隊という、任期付とはいえ毎月お給料がもらえる仕事
についているので、思い切った気は全くしていないんです。


そう感じるのはおそらく、リスクをとってやりたいこと、やるべきことに
邁進する友人たちが数多くいるからだと思います。
実際、この方たちの反応が②でした。

今の時代の安定って何だろう?

いろいろお話していると、①の反応はつまり、家族もいるのに安定した職を辞めて任期付職員になるってすごいね!ってことなんですよね。
じゃあ、安定した職って何なんだろう?と考えてみると、国レベルで1000兆円の借金をかかえている状況では、公務員でさえ安定した職業ではないと思うんです。
自治体レベルでも、居住地または生業の場として選ばれなくなれば、
財政破綻してしまうこともありえない話ではないでしょう。

さらに、経営再建中で大規模なリストラが実行されている状況では、
もはや安定した職業ってないのではないか・・・・。

こうした中で、個人的には、社会的な変化に応じて変化し続けることが
最大の安定であると考えています。このときに重要なのは、社会的な変化に応じて
変える部分と、自分たちが大切にしたい暮らし方(変えない部分)を分けて考える
こと。じゃないと振り回されて終わり。。。になってしまうから。

1人1人が満足した人生をおくる。それが幸せな社会だと思う。

安定に対する好き嫌い(性格)もあるし、
家庭の事情で動けるとき動けないときの制約もある。

だからここで伝えたいのは、冒頭のどちらの反応が良い悪いということではありません。

でも制約とかをとっぱらった時に、本当にやりたいことがある、
こうありたいという想いがあるのに安定にとらわれすぎると、
安定が足枷になり、必ずしも安定=幸せではなくなってしまう。

安定はあくまで状態であって、目的ではないから、
もし、やりたいことがある、なりたい自分像をもっているのに
一歩踏み出せないのはもったいない。

そんな人たちが一歩踏み出せるように、我々もトライ&エラーを繰り返しながら、
その様子を発信していきたいと思いまーす!