最近読んでおもしろかった本|2018年4〜8月
詳しい感想はnoteの方にまとめて書いているので、これ面白そう!と思ったら、リンクでnoteにとんでもらえるとうれしいです!
ありがとうもごめんなさいもいらない森の民と暮らして人類学者が考えたこと
彼ら森の民は、過去を顧みず、未来に思いを馳せることなく、今、ここに集中して生きている。
そんな彼らの姿を通して、学校で勉強することの意味とは何か?、反省しないで生きるとは?など、私たちの暮らしや生き方を揺さぶる問いが、たくさん詰まっている。
出会い系サイトで70人と実際に会ってその人に合いそうな本をすすめまくった1年間のこと
内容ももちろん面白かったけれど、花田さんの書く文章がすごく好きだ。ご自身のもやもやする感情をとてもていねいに、過不足なく正直に言葉にされているから読んでいてとても心地よかった。
人に本を紹介する活動を通してどんどん前向きになり、自分の生き方とか幸せを再発見していく花田さんの様子から目が離せず、一気読みした本。
モンテレッジォ 小さな村の旅する本屋の物語
私たちは本を気軽に読んでいるけれど、本を売る・広めるということには、歴史を変える力もある。そして、そういった力を持つ人々が恐れらる時代が確かにあった。
本とは何か?本を売る、届ける人たちの暮らしや歴史を紐解く物語。
そして、バトンは渡された
今年一番おもしろかった本かもしれない。
家族にはいろんな形がある。主人公は、4回苗字が変わった高校生の女の子で、今は30代後半の父親と暮らしている。彼女はとても幸せそうで、どの親からも愛されていたし、愛されている。
愛情の形は人によって異なる。そのことに気づいて愛情を受け入れられたら、もっと軽やかに生きられるのかもしれないなあ。
本の中にたくさん出てくるご飯のシーンにも癒されます。
青い光が見えたから 16歳のフィンランド留学記
義務教育を終えたら、娘には自由に生きて欲しいと考えていて、留学も1つの選択肢では?と考え手にとってみた本。これまで、欧米や中国への留学は聞いたことがあったけど、高校から北欧へ渡るケースは珍しいと思う。
文化の違い、葛藤、悩んだり迷ったりしながらも、彼女なりの答えを見つけていく過程がとてもていねいに書かれていて、追体験しながらとても楽しく読んだ。私もこういった、自分で決める・考える高校教育を受けたかったなあ。
今年も残り4カ月。まだまだたくさん、気になる本を読んでいきたいと思います。