かとう家の小ばなし

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文章の書き方を学ぶ時におすすめしたい、実践的な本とnote

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文章がうまくなりたい。

自分の言葉で書きたい。

伝わる、読みやすい文章を書きたい。
 

そんな想いを抱きながら、これまでいくつかの本を手にとってきました。

手に取って、試して、手に取って試して・・・・のくり返し。

今から実践できそう!と感じて、即取り入れた本もあれば、途中で読むのをやめてしまった本もあります。

今回は復習もかねて、これまで読んできて文章の書き方を学ぶ時に、特におすすめしたい本を3冊をまとめてみたいと思います。

 

書く技術(主に考え方)が身に付く本

 
「嫌われる勇気」や「幸せになる勇気」の著者である、ライターの古賀さんによってまとめられた本。

書く作業に必要な技術や姿勢をぎゅっと詰め込まれていて、「話せるのに書けない!」を解消するということが、第一の目標に掲げられている。

構成は次のとおり。

  • ガイダンス・・・・いい文章とはなんのか? 
  • 第一講・・・読みやすい文章に不可欠なリズムとは?
  • 第二講・・・文章はどう構成すればいのか?
  • 第三講・・・読者を引きつける条件とは?
  • 第四講・・・編集するとはどういうことか?


わたしが、この本を読んでとても印象に残ったのは次の3つのポイント。

  1. ”書く技術”を身につけることは、そのまま”考える技術”を身に付けることにもつながる
  2. 「いい文章」とは「読者の心を動かし、その行動までも動かすような文章」のことである。
  3. 「何を書くか?」ではなく「何を書かないか?」という引き算の視点が大事、それは最終的に、「自分はどんな人間で、どんな価値観を持って生きてきたのか」を考えることにつながっていく

 

自分の言葉で書くために考える、そして伝わる文章の書き方を学びたい方におすすめです。

古賀さんのnoteも読みやすい文章で、たくさんの気づきをもらえるのでこちらのおすすめ。

 

より実践的で、伝わる書き方を身に付けたい


文章の書き方から、書く前の準備方法、必要な情報の集め方、書いた文章をより良くする方法がコンパクトにまとめられています。

おすすめなのは、文章を書きやすくするためのテンプレート(型)が10パターンも紹介されていること。

  1. 結論優先型
  2.  エピソード✖️気づき型
  3. 列挙型
  4. 主張型
  5. 時系列型
  6. 主張型
  7. 比較型
  8. 提案・紹介型
  9. ストーリー型
  10. 序論・本論・結論型

これまでも、noteなどで文章を書いていたのですが、型という視点で文章を捉え直すとますます書きやすくなったように感じています。

私は、エピソード✖️気づき型を活用する頻度が高いです。

他にも、例文や改善文が掲載されているので、実践的で分かりやすい。

文章を書く時に、「もの」や「こと」を多用してしまうクセがあったのですが、その回避方法も紹介されていて、とても参考になりました。

 

SEOに強く、webで読まれる記事のライティングを学びたい


上の2冊とは異なり、SEOに強くweb上で読まれる文章のライティングに焦点が当てられています。(わかりやすい文章を書くことに、応用できる内容もたくさんあります。)

この本はストーリー仕立てになっていいて、架空の温泉地で経営危機に直面する旅館を切り盛りする姉弟が、主人公。

アドバイスを受けながら、自社のホームページやオウンドメディアを活用して、経営再建していく様子が、実践的にまとめられています。

とても分かりやすくて、webで文章を書くことに慣れていない、初心者の方やブロガーさんにおすすめ。

特徴としては、次のようなことがまとめられています。

  1. SEOを意識したコンテンツを作るカギ
  2. わかりやすい文章を書くためのポイント
  3. 論理的思考をSEOに結び付ける
  4. オウンドメディアの作り方や必要なSEO思考
  5. 拡散しやすいコンテンツを作成するカギ

 実際にwebサイトを運用する実践的な内容になっていて、これを1冊読めば、サイト運用についてひと通りの流れをつかめます。

 

おすすめnote(有料)

オピニオンメディア、milieu(ミリュー)を運営する、塩谷舞(@ciotan)さんがまとめられたこちらの記事もめちゃめちゃおすすめです。

自身のメディアを9年間運営してきた中で蓄積された、ノウハウがぎっしり詰め込まれています。一気にこれを実践するのは難しいので、折に触れて読み返したい。

 

私がWeb記事で気をつけている「距離感・共感・俯瞰・感情・適材適所・損切り・利他的・時代性・エポックメイキング・下から上」の話|塩谷舞(ciotan)|note

 

Web記事を飽きずに読んでもらうために必要なのは、方言・リズム・個性・読了感・表情・本音…他。ノウハウ公開中。|塩谷舞(ciotan)|note

 

長くなりましたが、参考になれば幸いです!