かとう家の小ばなし

移住、しごと、森のようちえん、田舎暮らし、アウトドア

今年というか、これからやりたいこと

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2018年の目標を考えていたのだけれど、宣言的に書くのもなんかしっくりこないので、のんびり書いてみたいと思います。

 

移住してからやりたいことは変わらないのだけれど、言葉にするならば、それは「編集」「コミュニティ」に関することだと最近やっと分かってきました。

 

編集に関して言えば、今あるモノ、コトを別の視点から捉え直してみるということ。

 

森のようちえんや最近始めた野山のがっこうに関しても、広義の「編集」だと考えていて、地域の環境を捉え直して、地方だからこそできる子育てを実践していきたいと考えています。

「田舎には何もない」と言われたりもするけれど、視点の角度の違いだけで何かは見つかると思うから。

 

地域おこしや移住者を呼び込むために、新しいモノやコトをつくり出す動きもあるけれど、地域の文脈をないがしろにしてしまうと、誰の想い入れもない、はりぼてみたいなモノが出来上がってしまいかねません。

ここにも、当事者を最大化するような編集が求められると考えています。

 

また、移住者が特別な人として取り上げられがちなことに対しても、ちょっとむずむずしています。

そして、特別な人たちばかりが取り上げられがちなことに、さらにむずむず・・・・。

 

確かに取材を受ける人たちは、何かしら事業をやっている人が多く、輝いているように見えます。

一方で、何か目立つことをやっていない人でも、特別で輝いている部分ってあると考えていて、それを拾っていきたいし、拾える視点こそ身に付けていきたいと思うのです。

 

私自身も、地方に暮らす普通の人の普通の暮らしにとても興味があります。ヒーローよりも、隣の家の晩ごはんが気になるのです。

 

自分がやりたいことは編集なんだ!と気づけたのは、昨年末に読んだ2つの記事が大きく影響していると考えています。

 

 

 

「当たり前で地味に見えることでも、ちゃんと拾い上げて形にしていくこと」

「日常に対する視点を変えることによって、ハレの部分を見つけ、形にして見せること」

そんなことを意識して活動していきたいなと。

 

漬け物を漬けるのが得意なおばちゃんを取材して、漬け物の流儀を聞くとか。

山菜やキノコ採集の得意な人を取材して、「きのこや山菜がワシをよんどるんよ」的な話を聞けたら最高だ(よんでるかは分からないけど・・・)。

 

 コミュニティに関しては、森のようちえんや野山のがっこうに共感してくれる人とのゆるやかなつながりを大切にしたいと考えています。

 

以前にも書いたように、枠ではなくて、核を大切にしていきたい。

コミュニティについて考える時に大切なこと - かとう家の小ばなし

 

居場所づくりと言ってもいいのかもしれません。学校でも、会社でもなく、なんか楽しそうなモノ・コトで、気楽に出会えたらうれしいなと。

 

そんな感じで、地に足つけてがんばっていきたいと思います~。