かとう家の小ばなし

移住、しごと、森のようちえん、田舎暮らし、アウトドア

「「うまく」「はやく」書ける文章術」の山口先生に、書き方を教わってきた

 

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先日、お隣の八幡浜市で行われた文章に関するセミナーに参加してきました!

自分たちのやりたいことや想いを、届けたい人に届けていくスキルはこれからますます重要になってくると考えています。でも、いかんせん、書くことに時間がかかってしまうんです・・・。

そこをなんとか改善したいなあ、そんな想いで行ってきました。

講師は、書くことの専門家である山口拓郎さん。

こちらの本の紹介をブログ記事で読んで気になっていました。

 

 

早速、勉強会での気づきをまとめてみたいと思います。

 

忘れていたことに気づけた
①自分が何者なのかの説明が不十分

このブログや、ノヤマカンパニーのブログを書いているのですが、更新することに意識が集中していて、そもそも自分たちが何者で、何をしていきたいのかという説明が不足していたなあと気づきました。

アウトプットされるブログなどの記事や活動ももちろん重要なのですが、その根っこには活動を運営している人のこれまでの経験や想いがある。

その経験や想いをていねいに語って信頼される、興味をもってもらうことが大切なんだなあ改めてと感じました。

 

②大切にしたい想いは切り口を変えて何度も書く

 そして、上で書いた自分たちがなぜその活動をするのか?どんな想いでやっているのかということは、切り口を変えて何度でも伝えていくことが大切!情報があふれている時代ですから・・・。

 

やってみて腹落ちしたこと

テンプレートを使うとラクに書ける!

ストーリー型という下記のテンプレを使ったワークをやりました。

①発端(マイナス)

②転機

③成長

④未来と展望

 

このテンプレを使って、なぜ森のようちえん活動をはじめたのか、ということについて書いてみました!

私のワーク例(時間がなかったため、箇条書きになっています)

①発端(マイナス)

学校で教わることの大部分は、答えのある問題の解き方だ。しかし、社会に出ると答えのない問題を解いていかねばならず、そもそもの問いを設定する能力が求められる。出産して、どのように子育てをしていったらいいか考えていた。

②転機

出産後、地方に移住した。前職時代に出合った「森のようちえん」という、自然体験を軸に子どもの主体性を育む教育活動を、少しずつ実践しはじめた。

③成長

はじめて1年とちょっと、定期的に来てくれる家族が増えて、子どもだけでなく、保護者にも楽しんでもらうスタイルで運営できるようになってきた。

④未来と展望

必要としている人に活動情報を届ける動きが不十分なので、力を入れながら、地域に必要とされるインフラのような活動にじっくりと育てていきたい。

 

他にもいろんな型があるみたいなので、参考にしてみたいと思います。

 

質問してみた「自分の言葉で文章を書くには?」

私:「自分の言葉で文章を書くことが難しいなあと感じているのですが、書きやすくなるヒントやコツみたいなものはありますか?」

山口先生:「自分の体験を元にして書くこと。自分自身の体験こそがオリジナルなので、その体験を書いていけばいいと思います。」

文章を書く時はいつも、読み返しながら自問自答しています。その時に、伝えたいことをちゃんと書けてると納得できる時はいつも、自分の言葉で書けていると実感できる時。

 

一方、誰かの文章で気づいたことを自分も同じように書いているだけの時は、当然ながら、言ってることがなんかうすっぺらないなと感じていました。

その理由は、著者の気づきに共感したことの単なる書き換えになっていて、なぜそこに気づきを覚えたのかという自身の体験を一緒に書けていなかったということがわかりました。

なぜ自分自身がその文章に魅かれたのか、気づいたのかという背景をしっかりと深掘ることができていなかったんです。

 

今回のセミナーは、すでに知っていることもあったのですが、知っていても、実際にやっている人から聞くと説得力もあるし、やっぱり大事なんですね!ということの再確認になって、とても学びの多い機会でした。

 
こちらの本には、分かりやすい文章を書くコツが書かれていて、こちらもおすすめです!