かとう家の小ばなし

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はじめての精進料理教室|体にやさしくおいしい春のごはん

 

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宇和の池田屋さんで開かれた、藤井マリ先生の精進料理の会に参加してきました。

自分のレパートリーの中になく、普段つくる機会のない料理ばかりでとても勉強になったし、楽しい時間でした。

 

精進料理とは、簡単に言えば「追いかけて逃げるものは食材にしない」ということだそう。

 

当日はこんな感じのお料理をつくりました。

 

メニュー

・精進ちらし寿司

・さつま芋の白和

・けんちん汁

・ほうれん草のり和え

・厚揚げおろし煮

・みかんと若布の甘酢和え

・ごま豆腐

 

デザート

豆乳プリン(池田屋さん作)

 

ごま豆腐なんて、頂く機会もあまりないし、ましてやつくる機会もないのでとても勉強になりました。

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葛粉やねりゴマをを入れてぐつぐつゆでていくと、ある時点からどろどろになります。

 

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最後は結構力を込めて混ぜ合わせました。

 

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型に入れて、付近をかぶせて冷やします。

 

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個人的に一番感動した味を上げるとすれば、サツマイモの白和え。

 

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ごまをすって、水切りした豆腐を和えていきます。

ごまの風味がとてもおいしくて、バクバク食べてしまいました。

お寿司の後方にある、菜の花ののった小鉢がそれです。

                                       

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肉などを使わない料理で健康的にお腹いっぱいになり、たくさん食べても全然胃にもたれない!

 

何より感じたのは、やっぱりリアルな場って大切だなということ。

私たちの世代は特に、〇〇のつくり方と調べればどんぴしゃで情報を得ることができるわけです。

でも、ネットで情報を得ようとすると「今の自分」を超える情報を得ることはできないんですよね。なぜなら、今の自分が知っている検索ワードなどが全てだから。

 

例えばリアルな書店に行くと、平積みされている本の中に偶然の出会いがあるかもしれないけど、ネット書店だとそういった偶然の出会いってほとんどない。

amazonの関連商品や、これを買った人はこれも買っています機能は、今の自分を起点に関連したものを紹介しているにすぎなくて。

 

全く違う角度から自分を成長させてくれる情報って、ネットから得ることって難しいんですよね。

 

と改めて、実際の現場で学ぶことって大事だなと思いました。

 

子育てしていると、時間に追われて手の込んだ料理をつくることはなかなか難しいのですが、精進料理を実際につくってみると思っていたよりも簡単だったので、ちょっとずつ取り入れていきたいです。

まずは、すり鉢を買いに走らねば!

 

おまけ

 

帰宅後、娘は眠ってくれるかな〜と期待したのですが、エプロンと帽子(参加者は全員三角巾をかぶっていた)をせがまれ、彼女の長いおもてなしにお付き合いしたのでした・・・。

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