鳥取県智頭町の穂の花さんで、民泊を体験してきました!
まるたんぼうの視察を終えた後、せっかくなので智頭町に宿泊しよう
ということで民泊を利用し、嶌田さんご一家にお世話になりました。
智頭町は、都市住民との交流や移住定住の促進に力を入れており、その一環として民泊を推進しています。
本来であれば、10日から2週間前までに問い合わせする必要があるのに、わが家はばたばたと1週間前にダメ元で連絡。
それでも担当の方に良くして頂いたおかげで無事に宿泊する事ができました。
とても良かったのは、申込時に家族構成などを聞いてくれ、家族に合った宿泊先を紹介してくれること。
わが家は1歳の娘がいるのですが、宿泊先の嶌田さんのお宅にも6歳と1歳のお子さんがいて、同年代。
さらに、3年前まで愛媛の松前町に暮らしていて智頭に移住されたとのことだったので、移住の話もお聞きすることができ、とても楽しく参考になりました。
聞き取りでは、その他アレルギーや好き嫌いなども聞いてくれます。
いざ、民泊体験!
嶌田さん一家は現在、賃貸でこちらのお宅を借り、無農薬・無化学肥料の農業と
民泊を営まれています。
嶌田さん宅の海外製薪ストーブ。
上下の段に分かれていて、片方で薪を燃やし、片方で料理ができたりと
とても便利。そして温かい。さらに嶌田さんは、海水を汲んできて、ストーブの上で熱して塩造りをされていました。
少し食べさてもらったのですが、ただしょっぱいだけでなくて、ミネラルとかのうまみ成分も感じられて美味しかったです。
夕飯には、嶌田さんがつくられた無農薬、無化学肥料の野菜が並びます。
全部美味しかったのですが、特にサツマイモがほくほく甘くておいしかった!
初めて食べたサラダ白菜も、クセがなくて食べやすくおいしかった〜。
夕飯後、遊びに興じる子どもたち。
嶌田さんお手製のふとんハンモック!
なんと、ロープは車の牽引ロープ。嶌田さんは以前、車関係の仕事をされていたんだそう。
奥様とお子さんのアレルギーを改善しようと農薬を使わない農業を1から学び、智頭でスタートされました。
こちらの本棚も嶌田さん手づくり。
旦那がえらく気に入り、うちでもつくろうとはりきっています。
子どもは自分で好きな本を選びやすいし、絵本の表紙もインテリアとして
楽しむことができていいですよね。
翌日の朝も、朝からお赤飯に自家製みそのみそ汁、ご近所にあるおいしい
お豆腐を頂きました。
嶌田さんのお味噌は本当に美味しいんです。
無農薬・無化学肥料の大豆でつくられたお味噌。程よい甘さでやさしい味。2kgも購入しちゃいました・・・。
家の隣にある嶌田さんの畑。寒くて霜が降りています。
ここ八河谷集落は、以前、限界集落(65歳以上の高齢者が人口の過半数を占める状態)
だったそうですが、嶌田さん一家が移住してきたことで、限界集落を脱したのだそう。
嶌田さんたちは、3組目の移住家族です。
そんな嶌田さんたちの様子が紹介された日本海テレビの番組も見せて頂きました。
これからいよいよ冬到来で、このあたりは1m以上も雪が積もるそう。
嶌田さんと集落の方々で雪の中にコースをつくって、ソリのイベントをしたり、車がこない坂道を息子さんとソリで滑って遊んだりするらしいので、次回は雪の季節にまた来たいと思います!(運転怖いけど)