場所があるってすごいこと
先日、次のようなツイートがタイムラインに流れてきました。
今の職場でイベントとか企画してて思うのは、やっぱり場所があるって最強だよなということ。場所という要素が固定されてるだけで、「いつかやりたい」が「いつやろう」になって、やりたいことがどんどん実現していく。所有する必要はないけど「いつでも使える権利」をもっておくのは大事だと思う
— 最所 あさみ(asami saisho) (@qzqrnln) 2017年6月14日
このツイートを見て、地方再生とかって言われているけど、場所がある地方って、実は最強なんだよなーと思ったんです。
ストレスの大半は場所がないことから
都会には何でもあると思われがちですが、自由にできる場所や空間は圧倒的に足りていません。
人口密度が高いため、公的な空間では1人辺りの面積が小さく、だからこそ他人の目が必要以上に気になってしまいます。子育てしてると、特にこれがツライんですよね・・・。
そして、場所の多様性も少なかったりします。(地方なら、山、川、野原、海、農地と何でもあります。)
地方部よりも、小さな公園や子どものための施設は多いように思いますが、裏返せば、ここで効率よく遊んでねーというメッセージのようにも受けとれるんですよね。
また、場所を利用することに対しても圧倒的なコストがかかるから、何か試しにやってみたいなーっていう時のハードルも高く感じてしまいます。
欲しいのは楽しみ方のヒント
一方で、地方には場所がこれでもか!とあるんです。
わが家は土地を所有しているわけではないのですが、周囲の協力のおかげで場所をお借りでき、タケノコを掘ったり、田植えをしたり、畑を耕したりと、いろんな試みにチャレンジできています。
地方創生、地域活性化というテーマになると、六次産業化とか、地域外からいかに人を呼び込むかという話に行きがちですが、個人的にはすでに暮らしている人たちの暮らしの満足度を上げることも、とても重要だと考えています。
そして、実際に地方で暮らしてみて思うのは、モノなどの消費する対象が求められているのではなく、楽しみ方が求められていると思うのです。
そして、これからはますますその傾向が強くなっていくのかなぁと。
詳しくは、冒頭のツイートをされた最所さんがとてもていねいにまとめられています。
これからは「楽しみ方」を提供する時代がやってくる | 最所あさみ | note
ちょっとした工夫や目線を変えるだけで、いつもの場所が楽しくなったりします。
移住して3年目の夏を迎えますが、やってみたいことがまだまだたくさんあるので、楽しみながら過ごせればと思います!