読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

かとう家の小ばなし

愛媛県西予市に移住し、地域おこし協力隊として働く旦那とその家族の日常を、嫁ときどき旦那の目線で綴ります。

MENU

読んでおもしろかった本(12月)|「ただめしを食べさせる食堂が今日も黒字の理由」など

 

ヨメです。

早速、最近読んでおもしろかった本をご紹介したいと思います〜。 

 

ただめしを食べさせる食堂が今日も黒字の理由

 

 

未来食堂は、神保町にあるカウンター席12席の小さな定食屋さん。

従業員は店主の小林せかいさん1人のみで、定食のメニューは1種類。

せかいさんは、もともとエンジニアとしてIBMクックパッドに勤務されていた。

その後、誰もが受け入れられる場所を目指し、料理修行を経て2015年9月に未来食堂をオープンされている。

 

面白かったは、ポイントは2つ。

まずは、お店のしくみ。詳しくは本書に譲るが、しくみの1つに

「まかない」50分の手伝いで1食分無料

というものがある。

そのまかない枠を目指して、日本中、時には世界から人が訪れるそうだ。

しくみへの興味もそうだが、将来自分で飲食店を持ちたい人が修行・トライアルの場として訪れることも多いらしい。

他にも「ただめし」、「あつらえ」、「さしいれ」という元エンジニアならではの視点で考えられたシステムがとてもユニークなので、ぜひ読んでみて欲しい。

 

もう1つは、しくみがうまくいかなかったり、違和感を覚えるような出来事があったときに、とにかく本当にとことん考えていること。私も比較的、考える人ではあるのだが、せかいさんの思考の量と深さはその比ではない。

とにかくなぜその出来事が腑に落ちなかったのかを、自分の言葉で言語化できるまでとことん考え尽くす。何日も何週間も。

そこまでして考え尽くされた「まかない」などのシステムだから、今も機能しているのだと思う。

私には圧倒的に、思考の量と深さが足りないと気づけたことは大きな学びでした。

 

 

20歳の自分に受けさせたい文章講義

 

 

「嫌われる勇気」のライター、古賀さんの本。

今まで何度か文章術・講義と名のつく本を読んだことがあるのだが、正直最後まで読み通せたためしがない。

例文がしっくりこなかったり、テクニックに依る部分が多くて、読み進めるうちに、「この本を読み続けるよりも、自分の好きなことを書いた方が絶対ためになる気がする」と思ってしまうのだ。

 

 でも、本書は違った!自分的に間違いなく殿堂入りの本である。

何よりすっきりしたのは、「書くこととは、考えることである」と本の冒頭に言い切ってくれているところ。

その他、「知っていることしか、書かない」といった心構えの話しから、読者によりそった文章を書くための論理展開などについて、とても丁寧に書いてある。

自分の想いを伝えるだけでなく、社会人として仕事をする上でも必須な文章力に通じる内容なので、とても参考になりました。

 

子どもが大きくなったら是非読ませたいし、何度も読み返したいおすすめの本です。 

 

翻訳できない世界のことば

 

 FBか何かで見てずっと気になっていた本。

原書も翻訳版も気になるなーと迷って買えずにいたところ、図書館で発見したので早速借りて読みました。

その国ならではの地理的・気候的・文化的背景があるからこそ、できあがった言葉がとても面白くて興味深い!

 

個人的に一番好きになった言葉は、イヌイット語の「イクトゥアルポク」。

意味は、だれか来ているのはないかと期待して、何度も何度も外に出て見ること。

 

あ〜!寒いから家の中で長時間過ごすよね。だから、結構暇だったりして誰かお客さんこないかと待ちわびてるのかなぁ。と、微笑ましい情景が思い浮かんできていい言葉だなぁと思いました。

 

ちなみに日本語は「積ん読」などが紹介されています。

 

とても良い本だったので、買っちゃおうかなと考えていたところ、同じシリーズのことわざの本を見つけてしまい、今度はこっちが気になっている今日この頃です。

 

 年末年始の読書の参考になれば〜。ではでは!

広告を非表示にする