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かとう家の小ばなし

愛媛県西予市に移住し、地域おこし協力隊として働く旦那とその家族の日常を、嫁ときどき旦那の目線で綴ります。

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空き家の維持管理と可能性。古い家を10日間留守にして考えたこと

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ヨメです。

9月末から10月の前半、ダンナが長期出張のため、私と娘で実家に帰省していました。

改築はされながらも築50年以上は経過している今の家を、10日間も留守にするのはじめて。

留守前には、新しい水とりぞうさんを設置したり、除湿器をいつもよりまわしたりと湿気がこもらないようにできる限り対策をとって出かけました。

 

が・・・・。

ダンナの革ベルトや座布団、クッションカバーにカビが生えてましたー!!!

ダンナの方が早く帰宅したのですが、戻って2日間、仕事から帰宅して除湿器をフル回転させたところ、あっという間に2回も満水になったようです。

 

改めて、古い木造住宅の湿気に驚きました。

でも、前に住んでいたペアガラスで断熱設備がしっかりしていた新築のアパートでも湿気はそこそこあってカビの発生も経験したからなあ。

盆地だからというのもあるのでしょうか・・。

 

全国的にも空家が増えていますが、今回の出来事でいろいろ考えさせられました。

 

人が暮らしているからこそ、価値がある

全国的な空き家の数は、約820万戸(2013年)と言われています。

そのうち、空き家になったにも関わらず、買い手や借り手を募集しているわけではなく、そのまま置かれている状態の「その他」の空き家は39%もあり、年々増加しているそうです。

例えば、親の死亡後そのままにしてしてある状態がこのケースにあたります。

 

参考:空き家率の将来展望と空家対策特措法の効果 ~20年後の全国、東京都の空き家率~ : 富士通総研

 

梅雨時期ではないものの、たった10日間の留守でこんなにカビが生えてしまうのであれば、こまめに管理されていない空き家は一体どうなるんだ!

きっと人が住んでいる空き家に比べて、ものすごいスピードで資産的な価値が減っていくんだろうなと身をもって感じました。

 

空き家に眠る材

萩(山口県)にある実家も数年間空き家になりましたが両親が手入れしながら過ごしました。そして、約5年前にリノベーションして両親が暮らしています。

 

その際、作業してくれた大工さんたちはこう話したそう。

 

「すごいい材があるから譲ってほしいくらい。もし、そのうちこの家を解体したとしても、その解体費用におつりがくるくらいの材はあるよ。」

 

帰省して過ごしただけでもわかるのですが、実際にすごく太くて長いしっかりとした材が家を支えてくれています。

 

きっと、古い民家にはこういった材が眠っている可能性が多いにあります。

最近になって少しずつそういった古材も注目されてきており、古材を回収して再び世に送り出すサービスも立ち上がってきました。

そんな活動をされている、リビルディングセンターさんにも今後注目していきたいと思います。

 

クラウドファンディングはもう終了しています↓↓

◆FBページ

https://www.facebook.com/ReBuildingCenterJAPAN/

 

地方で空き家に暮らす人はまだまだ少数派

友人で元空き家に暮らしている人もいますが、移住者ではない場合、賃貸アパートに暮らしてそのうち新築を建てるという流れがまだまだ主流です。

 

個人の生き方なので、どちらを選ぶかは完全に自由。

ですが、家を取得するには大きなコストがかかり、仕事の選択肢を左右することから慎重になる必要があります。

我が家に関していえば、比較的自由度の高い人生をおくることができるように、空き家暮らしを選択中です。

 

どちらが正解とは言えないけれど、古民家・空き家暮らしのファミリー層が増えて、選択肢として1つのスタンダードになるとおもしろいなあ。

そんな風景の向こう側には、もっと多様な生き方や暮らしが見えるような、そんな気がしています。

 

そんなことを考えつつ、娘とおさんぽしながら、空き家物件のパトロールをする日々です(笑)

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