かとう家の小ばなし

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【子育て雑感】大事なのは未来でもなく、過去でもなく「今」

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最近、友人と子育てについて話したのだけれど、その内容が今もぐるぐると頭の中を巡っております。特に何か答えを出したというわけではないのですが、けっこう大事なことを話した気がしてまして。

今日はそんな頭の整理もかねて、カタカタまとめてみようと思います。

 

子育ての「今」は二度と戻ってこない

自分の仕事が忙しいと、子どもが本当に親を必要としているときに時間を割けないことないことがある。場合によっては忙しすぎて、気づけない事もあるかもしれません。

あとちょっと、あと少し頑張って。そしたら時間がとれるからと思う。

でも、目の前の子どもは今この瞬間、親のことを必要としてわけで。そして、その子にとってこの夏、この季節は1度きり。

そして、たぶん待てないのだ。

 

子どもが親を必要としている時に、ちゃんとそばで見守ってあげられること。

簡単なようでなかなか難しいんだけど、そんな風に柔軟に働ける社会になれば、解決できる問題(特に子どもに関して)ってたくさんあるなあと思います。

 

そして、この記事の中でも言っていたけど、子育てのゴールデンタイムはやっぱり大事だと思う。

 

一方で、親の今、この時間も二度とは戻ってこない。

そう、大人にもゴールデンタイムがある。

特に体力と知力が伴ったその期間は猛烈に働きたくなるだろうし、きっと仕事は楽しい。

ただ、大人の場合は仕事の予定を変更したり、働き方を変えてみたりとか臨機応変に対応しやすいこともあるのは事実だ。

個人的には、いかに子育てのゴールデンタイムと自分自身のゴールデンタイムを充実したものにするかが最近の課題です。

 

 子どものことを本当に理解することの難しさ

子どもが困難に陥っている時、きっと多くの親は注意深く見守り、時には相談相手になることもあると思います。その際、子どもは自分の気づける範囲で原因を特定しまうことがあり、実際、その原因は真に解決すべき問題からずれていることもあると意識しておく必要があると思いました。

 

どういうことかというと、例えば子どもがある習い事に通っていると仮定しましょう。

しばらくは、楽しく通っていたけど、そのうち行きたくないと言い出しました。

理由を聞いてみると、同性の子がいないから同学年の子がいないからつまならいと言います。でも、もしかしたらそれは本当に行きたくない原因ではないかもしれないんです。

なんか行きたくないけど、うまく説明できない。でも良く考えてみると、同じ学年の子も、同性の子もいない。だからきっとつまらなく感じてしまうんだろうなと、結局その子が気づける範囲でしか原因は語られないのです。

 

でも実際は、回りの異性の子に嫌な事を言われたのかもしれないし、もしかしたら、先生との関係性に問題があるのかもしれない。この段階では、本当に子どもの口から語られる理由が正しいのか対話を重ねていくことが必要なんでしょうね。

 

「〇〇が欲しい」とか、言葉を話せるようになったら、また一つコミュニケーションしやすくなって子育てしやすくなるんだろうなあ〜と、漠然と考えてた自分にとって、この話は衝撃でした。

 

改めて、子育てってコミュケーションが大切だなあと感じた機会でした。

 

というわけで、今日もかあさん頑張ります〜。