かとう家の小ばなし

移住、しごと、森のようちえん、田舎暮らし、アウトドア

【地方でDIY子育て】子どもの時間と遊びの可能性、見守りながら考えたこと。

 

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ヨメです。

最近、移住仲間が一大決心をして忙しく活動していることもあり、仲間のお子さんと一緒に遊ぶ機会に恵まれています。

 

移住仲間の一大決心はこちら↓

 

今日は、子どもたちを見守りながらぼんやり考えたことについてのお話です。

 

子供たちと川へ

ある日子供たちが家の外で遊んでいたとき、一緒に川の方へ行こうと言われ、川へ向かいました。川は結構深いので、川の手前の河川敷で遊ぶように促して、基本私は何も言わずに見守っています。

すると、子供たちは思い思いに遊びはじめます。

川に注ぎ込む小さな用水路にバシャバシャ入ってみたり、いろんな草でレストランごっこをはじめてみたり。

たまに、見てみて~と話しかけてきてくれます。

 

草を使ってレストランごっこをはじめた、小学1年生のうめちゃん。

私はその辺にある枯草を、鳥の巣のようにくるくる丸めることを命じられます。

「ゆうかちゃんは~、こうやって石をとんとんして、ひじきみたいなこの草をつぶしてね。」これが、娘の役割。

 

うめちゃんがていねいに指導してくれるおかげで、娘は石をつかってとんとんとうまいことつぶして(いるふうな動きw)います。そうこうするうちに娘は飽きてしまい、つくっていた草の料理をクラッシュ!うめちゃんは、「あ~あ」というものの、じゃあ次はこれをつくろうと、クラッシュされたことはあまり気にせず、次の作品にとりかかります。

 

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(子どもたちがつくった定食?ランチ?)

 

そんなやりとりを見守っていると、いろいろ考えさせられることがありました。

 

子供の創造力について

もし私が娘と1対1で遊ぼうとしたとき、こんなに創造力溢れる遊び方はできないなぁと。せいぜい、花を摘んで終わり。子どもたち同士だからこそ、遊びをつくって発展していけるんだろうなあ。

 

大人も楽しい遊び

子どもたちが自然の中で遊んでいるのを見守っていると、次は何をやりだすんだろうと見守っている私も楽しいんですよね。一方、屋内での遊びだと、必然的に遊びが限られてしまい、どちらかというと見守っている私の方が退屈してしまいます・・・。

私の場合、子どものために!と思ってあれこれしていると、いろいろストレスがたまってくることもあるので、子どもも大人も楽しいという共通解を見つけることを大事にしています。

 

お膳立てされていない環境について

 子どもたちが楽しめるように。

そうお膳立てされている機会って、最近多いような気がします。

子どもが少なくなったから?それがビジネスになるから?なのでしょうか。

それはそれでありがたい機会なのですが、子どもたち自身のことを考えた場合、やっぱり子どもたちなりのペースで自由にやらせてあげることが一番じゃないかなあと考えています。

ある友人のお子さんは、子ども対象のキャンプに誘ったら、「やることが決まっているからおもしろくない。」と答えたそう。

厳しく言えば、やることが決まっている=これ以外のことはやらないでねという大人の都合によるものなんですよね。(でもきっと、子どもたちに楽しんでもらいたいと精一杯考えられたプログラムでもある。)

子どもたちのことを考えると、何でもない、やることも決められていない、自由に好きなことが好きなだけできる時間も大事にしないといけないなあと思いました。

 

とはいえ、わが家のまわりには1m以上深さのある水路とか、危険なところもいっぱい。

子どもたちの危険を察知する機会を奪わないようにしながら、遊んでいる姿を見守っていけたらなあと思います。