わくわくする未来を語る姿勢の大切さ。海士町から(株)巡の環の阿部さんがやってきた!
ダンナです。
先日、久しぶりに松山へ出張。えひめリソースセンター主催のセミナー、
「いなかベンチャーとしてのまちづくりへのかかわりかた」に参加してきました。
講師は、(株)巡の環の代表を務める阿部裕志さん。
人口流出と財政破たんの危機の中、独自の行財政改革と産業創出、ユニークな教育制度を導入した高校魅力化プロジェクトなどによって、今や日本で最も注目される田舎の一つとなった海士町(島根県隠岐郡)からお見えになりました。
今回のセミナーは前半が阿部さんの講演。
海士町におけるまちづくりの取組と阿部さんが何を思って起業し、どのように経営をされているかというお話でした。
後半は参加者が今やろうと思っていることと、自分自身と社会とのつながりを見つめなおして、ソーシャルイノベーションのための次の一手を考える、というワークの時間でした。
阿部さんのお話を聞くのは、実は今回で4回目くらい。
まだ愛媛にUターンする前、阿部さんたちが海士町の魅力を発信するために開催していたイベント「AMAカフェ」に何度か参加していたんです。
なぜ阿部さんに惹かれるのかなぁと改めて考えてみたんですが、それは「持続可能な未来を創る」というビジョンをしっかりと打ち出し、それに向けた努力を続けている姿勢だと思います。
阿部さん自身もお話しされていたことですが、起業当初は明確なビジネスモデルがあったわけではなく、共通の思いを持つ仲間とやりたいことをやってきた結果として今があり、常に試行錯誤をしながら変化をしている。それも、「僕はこう思うんですけど、みなさんはどうですか?みんなで一緒に考えてみませんか?」とオープンに試行錯誤をする。その謙虚なスタイルにとても共感しているのです。
今回のセミナーにも、過去に阿部さんと交流があった人が多く参加しており、阿部さんの持つ人間的な魅力を再確認しました。
自分もこれから地域で新しいプロジェクトを始めるときには、多くの協力者が必要になると思いますが、阿部さんのようにビジョンを掲げて一緒に試行錯誤するスタイルを参考にしたいと思います。
阿部さんの起業ストーリーはこちら。
地域おこし協力隊の方や、これから地方に移住し起業をしたいと考えている方は、参考になると思うので、一度読んでみてください。