空家の暖房対策。ペレットストーブを見に行ってきた!
同じ市内の野村町まで、ペレットストーブを見に行ってきました!
2月末に空家へ転居予定のため、暖房対策を検討中なのです。
ペレットストーブにも憧れるのですが、初期投資が20万超えなのと、天板等で料理はできないのが難点。
そのため導入にはあまり前向きでないのですが、せっかく調べたので勉強もかねて見学に行ってきました。
こちらがペレットストーブ。炎がきれい。
右のバケツに入っているのが燃料のペレットで、本体上面の蓋を空けて投入します。
ペレットの種類
ペレットは大きく分けて3種類。
■木部ペレット(ホワイトペレット)
→樹皮を含まない木質部を主体とした原料を用いて製造されたペレット
■樹皮ペレット(バークペレット)
→樹皮を主体とした原料を用いて製造したペレット
そしてこちらの
■全木(混合)ペレット。
樹皮も木質部(木がまるごと)も使われているペレットです。
ペレットストーブは下の写真にある丸い管で空気を暖め、その空気を送風することによって部屋を暖かくしています。
ペレットは完全燃焼するので、1日フルに使っても2週間に1回、灰を廃棄すればいいんだそう。
ペレットストーブの燃費
燃費については、だいたい1kg/1時間。
西予ではペレットストーブ普及事業があるため、今年度のペレット価格は実質
400円(税別)/20kg(半額補助事業適用後)。
だいたい1時間20円ちょっとです。
下記のページを参考にすると、石油ファンヒーターと比較して、1ヶ月あたりの燃料費は5,000円程度安い。12〜4月までの5ヶ月使用した場合、1シーズンで25,000円お得ということになります。
参考:仙台(宮城)でペレットストーブ、薪ストーブなら建築築工房零
ペレットストーブ導入時の注意点
・ちゃんとした企業の製品を購入すること。
経年変化で部品交換をしたいと思っても、ちゃんとした企業でないと、製造中止に伴って部品を扱っていないこともある。初期投資が高額で、数十年使うことが前提に作られている製品なので、製造企業を確認してちゃんとしたところから購入することが重要。
・2年に1回はメンテナンスが必要。(1〜1.5万)
こちらがおすすめの純国産のペレットストーブ。
これまでのペレットストーブは、海外から輸入した後、それを日本用に調整して
販売するのが主流だったのだそう。純国産であれば、メンテナンスや部品の調達も
安心ですね。
これまでいろいろお話を聞いて、とりあえず、薪ストーブという選択肢はなくなりました。薪の調達費用、工事費用、メンテナンス費用が高い!
うちの山の木をもって行っていいよと声をかけてくださった方もいるのですが、今は薪の調達ではなく、自分たちの仕事づくりを頑張る時期。今のわれわれのライフスタイルには合わないと判断しました。
料理も出来るし、ペレットなどに加工しなくていいことからめちゃめちゃ魅かれるのですが、またライフスタイルが変わったときに考えたいと思います。
その代わりといってはなんですが、以前から欲しいねと話していたたき火台を購入しようかと検討中。キャンプや庭でのBBQに活躍しそう!
ペレットストーブについては、初期投資が大きいので候補として真剣に考えていなかったのですが、今回詳しくお話を伺い、これくらいのコストなら検討したいと思いはじめました。長期的に考えれば燃料費を抑えられるし、市内で生産されているペレットを購入することで、市内にお金をおとせるのがいい。
一旦、今シーズンの導入は見送り、来年度以降の導入を視野に検討していきたいと思います。
最終的に、今シーズンは導入コストの低い丸形の石油ストーブをまずは購入予定。
空家の断熱についても考えながら、あまりエネルギーを使わずに暮らせるように
工夫していきたいと思います!