かとう家の小ばなし

愛媛県西予市に移住し、地域おこし協力隊として働く旦那とその家族の日常を、嫁ときどき旦那の目線で綴ります。

移住を決めた!愛媛県西予市という地域について

私たちが暮らす愛媛県西予市という地域は、愛媛の県庁所在地である松山市から

南へ70km。高速を使って車で約1時間という場所に位置しています。

 

愛媛県松山市などがある中予、今治市などを含む東予、私たちが暮らす西予市

宇和島市を含む南予の3つに大きくわかれており、お天気やニュースでも

このカテゴリでよく語られたりします。

 

ざっくりとした特徴としては、東予は工業地帯(大王製紙とか)、

中予は愛媛の中心的な場所(商業施設が多い)、南予は自然豊かな地域

といったところでしょうか。

 

西予市は2004年に東宇和郡の明浜町、宇和町、野村町、城川町と西宇和郡三瓶町

という5つの市町村が合併してできた市です。

人口40,557人でさいたま市(1,257,262人)の約1/3。

面積は514.34km2もあり、以前暮らしていたさいたま市の約2倍(217.43km2)で、

市内の端から端まで行こうとすると、2時間近くかかります。

 

こんなに広い西予市の特徴はまず、標高0〜1,400mに広がっているということ。

珊瑚礁から四国カルスト・ブナ林まで豊かな自然があり、その豊かな自然を活かした

農業・酪農・漁業が盛んです。

そのためお米、柑橘、乳製品、お魚、野菜など、美味しい食材を旬の時期に、

リーズナブルな価格で頂くことができます。特に私たちが暮らす西予市宇和町地区は、

宇和盆地に広がる地域で愛媛でも有数の米どころ。また、葡萄の栽培も盛んで

葡萄の季節になると葡萄を販売する葡萄小屋があちこちでオープンします。

 

また、西予市では約4億年前の地層・黒瀬川構造帯(地層業界ではけっこう有名

らしい)や、地殻変動で地層が垂直になった岩壁のある須崎海岸、四国カルスト・

大野ヶ原、宇和海リアス式海岸など、特徴的な地形が見られます。

このようなユニークな地形と、それが育む多様な自然、そこで暮らす人々の暮らしを守りながら楽しもうという活動が認められ、平成25年9月、まち全体が日本ジオパークに認定されました。

旦那はこのジオパークの推進(ジオパークを案内するガイドさんの育成や

ジオパークのPR活動など)が主な仕事です。

 

また、市内の卯之町には昔ながらの町並みが残されており、重要伝統的建造物群保存地区にも指定されています。

 

交通の便としては、高速が通っているので比較的便利。

そのため南予の拠点になっており、西予に拠点をおいて通勤する人も多いようです。

だから意外に家賃が高い。私たちが暮らすアパートは新築だからということも

ありますが、1LDKで家賃49,000円。ちなみにさいたま市に住んでいたころは、

3DKで69,000円だったので宇和は家賃が高めだと思います。

地域で暮らす人も同様に感じているよう。空家はたくさんあるんですけどね。

 

病院関係では、小児科が1ヶ所。現在暮らす場所からは、歩いても15分程度なので

近くて便利なのですが、同じ市内でも遠くに住んでいる人は大変だと思います。

遠いと車で1時間以上かかりますから・・・。

そして産婦人科はありません。出産や妊娠による通院は市外へ通うことになります。

人によって理想の出産スタイルは異なるので、産院が近い=便利とはならないと

思いますが、やっぱり遠方への通院は辛いですよね。私のまわりでは隣の宇和島市

産院に車で30分くらいかけて通っていた人が多いです。

 

西予への移住を体験して学んだのは、地方=家賃が安いというわけではない!

ということ。勿論、都市と比べれば安いのですが、地方においてどのような

場所か(周辺地域も含めて)ということが家賃に反映され、南予の拠点としての

利用者が多い西予はそんなに安くなかった・・・という状況です。

 

ということで、引き続き頑張って空家を探していきたいと思います!