むろとまるごとBBQに参加してきた!【海苔・海岸編】
むろとまるごとBBQ、2日目はうみ路さんの青海苔養殖現場を
見学に行きました〜!
こちらが青海苔の養殖施設。
うみ路のはちやさんに、案内して頂きました。
手に持っているホースからは、海洋深層水が流れています。
「さわってみますか?」ということで、深層水に触れてみたのですが、
冷たい!約10℃で1年中一定の温度なんだそうです。
地上でいう、湧水のようなかんじですね。
この深層水は、取水しても使われずに廃棄される深層水を利用して
育てられています。
上の写真は養殖をスタートして数日経った海苔。
そしてこちらは、それより前の初期の段階の海苔。
養殖されているスジアオノリは雌雄別なため、人工的に交配させる
作業が必要なんだそう。
ある程度おおきくなった段階で、大きな水槽に移されます。
水槽大きい!!この後、はちやさんから説明を受けて、みんなで青海苔
を干す体験をしました。
まず透明のコップを受け取り、一番上の線まで水槽から青海苔をすくい
とります。この段階までくるとかなり大きく、塊のようになってます!
次に、番号入りの洗濯ネットを受け取り、その中にコップに採取した青海苔
を入れます。
これをダッシーという脱水機で脱水して行きます。
↓ダッシーくん。
脱水後の青海苔。
すごく奇麗な黄緑・緑色。
この色だけでも、美味しそうな雰囲気。
みんなで、決められた区画に青海苔をのばしていきます。
私だけ、青海苔の香りをかいでいます。。
この段階では、そんなに香りはしませんでした。
このように薄くのばして干していきます。
できたー!
今回はうみ路さんのご厚意で、できた青海苔を送って頂けることに!
楽しみです〜!
最後に、隣にあったトコブシやアワビの養殖施設を見せて頂きました。
こちらはトコブシ。海苔の養殖の排水で育てられています。
緑色が入った殻がきれい。トコブシは、食べる海藻の色によって、
殻の色が変化するそうです。
この性質を利用すると、七色の殻をもつトコブシ!というのもできちゃうそう。
一度、四国食べる通信を通じてうみ路のトコブシを頂きましたが、絶品でした!
養殖って、海を汚してしまうイメージがありました。
でもこちらのモデルでは廃棄される深層水を利用し、その中に含まれる
栄養分で養殖しているので海を汚さず、むしろきれいにして排水しているところが
すごい。是非、室戸の海をきれいに保ちながら美味しい海産物をつくり続けて
欲しいです。
この後は、ツアーの案内をしてくれた女子3人が好きな場所♡を案内してくれるとの
ことで、海岸に向かいました。
4月から室戸に移住し、うみ路で働いているいくちゃんから地形に関する
レクチャーを受ける図。海岸には珊瑚のカケラもあります。
こちらもともとは海だったところが隆起した様子。
背丈よりも大きな岩が沢山あるのが印象的でした。
そして、海岸沿いをもう少し進むと、3人のパワースポットが見えてきました。
国の天然記念物にも指定されているあこう林。
見た瞬間圧倒されて、以前行ったカンボジアの遺跡を思い出しました。
3人は迷ったり、悩んだりした時に来てここで数時間考えごとをしたり、
最後にはパワーをもらって帰っていくそうです。
そんな場所が近くに、しかも自然の中にあるっていいなぁ。
そして、やっぱり自然とともに生きる人とその姿勢が
この地域の魅力だなあと思ったのでした。